ギアの寿命に差が出る!オフシーズンのキャンプ道具の保管方法と注意点

キャンプ道具

秋のキャンプシーズンが過ぎ季節は冬。
「冬キャンプが楽しみ!」という方もいるでしょうが、我が家では奥様からNGが出たため、春までキャンプはお預け。キャンプ道具たちには冬眠してもらうことになりました。

もわ犬
もわ犬

春になったら迎えに来るからな・・・!

我が家のように冬はキャンプをお休みする方も多いでしょうが、
そんな方に是非見て欲しいのが今回の記事です!

実は、キャンプ道具を長期保管させるにあたり、最も重要となるのはオフシーズンのメンテナンスです。

ある日は照り付ける日光に、ある日は雨風に曝され、厳しい環境で使用してきたギアは、そのまま適切なメンテナンスをせずに保管してしまうと、寿命が大きく縮んでしまいます。

全キャンパーにとって、オフシーズンの適切な保管は非常に重要です。

この記事では以下の疑問を解消します!

  1. 保管前のメンテナンスはどこまで必要?
  2. カビや錆びを防ぐにはどんな環境が適切?
  3. よくある収納ミスをどう避ける?

次のシーズンを気持ちよく迎えるために、ぜひ最後までお読みください!

キャンプ道具を守る!保管前の正しいメンテナンス方法

キャンプ道具は保管前にしっかりとメンテナンスを行うことで、次のシーズンも安心して使える状態をキープできます。
まずは基本となるメンテナンスの手順を押さえましょう。

基本的なメンテナンスの手順

  1. 汚れの除去
    砂や泥を水で落とし、柔らかい布で拭き取る
  2. 湿気対策
    使用後のギアを完全に乾かす
  3. 防水加工の確認
    防水スプレーを吹きかける
  4. 適切な収納
    除湿剤と一緒に風通しの良い場所に保管する
  5. 定期的な点検
    保管状態が悪くなっていないかチェックする

もわ犬
もわ犬

だいたいの流れはこんな感じ


テント・タープ・寝袋をカビから守るための保管ポイント

テントやタープ、寝袋といった布製品は、キャンプ道具の中でも特にカビのリスクが高いアイテムです。
湿気が残った状態で収納すると、次のシーズンに取り出したときにカビだらけ、なんてことも…。

そこで、保管時に気をつけたいポイントをご紹介します。

  1. 完全に乾かすことが最優先
    テントやタープ等の布製品はキャンプ後すぐに広げて、風通しの良い日陰で乾かしてください。
    裏側も乾かすのを忘れずに!縫い目やポールが接触している部分には湿気が残りやすいです。
  2. 汚れを取り除く
    泥や草の汚れはそのままにせず、軽く水拭きしてから乾かします
    ひどい汚れは中性洗剤を使い、洗った後はしっかりすすぎましょう。
  3. 収納袋の環境を整える
    テントやタープを付属の収納袋に入れる際、除湿剤を一緒に入れると湿気対策に効果的です。
    袋自体もきれいにしておくのを忘れずに!
    また、寝袋の場合は、収納袋に圧縮したまま保管すると、寝袋の中綿がつぶれて保温性が低下します。通気性の良い大きめの収納袋や、ハンガーに吊るして保管しましょう。

保管環境のポイント

  • 湿気の少ない場所を選ぶ
    押し入れやクローゼットは、湿度が高いとカビが発生しやすいです。
    除湿剤や調湿シートを活用し、湿気のなるべく少ない環境にしましょう。
  • 直射日光はNG
    紫外線で生地が劣化するので、日光が当たらない場所に保管しましょう。
  • 通気性を確保
    過密な収納は湿気がこもる原因です。保管場所はギュウギュウ詰めにせず、空間に余裕を持たせましょう。
    また、袋をきつくしめすぎるのもやめましょう。通気性が悪化し、圧迫による生地の劣化の原因になります。

キャンプギアを湿気と錆びから守る保管ポイント

次に紹介するのは、焚火台やペグといった金属製品の保管方法です。
金属製のキャンプ道具は基本的に耐久性が高いですが、保管方法を間違えると錆びたり劣化したりすることになります。
大事なギアを長持ちさせるために、しっかりポイントを押さえましょう!

  • 汚れをしっかり落とす
    使用後は油汚れや焦げ付き、泥などを完全に落とすことが大事。
    特に調理器具や焚き火台は、汚れが酸化腐食を引き起こす原因となります。
    でも、強い洗剤や金属タワシを使うのはNG!
    表面のコーティングが剥がれたり傷がつく原因になるので、中性洗剤と柔らかいスポンジで丁寧に洗いましょう。
  • 完全に乾燥させる
    水分はサビの大敵!金属は湿気に弱いです。
    洗った後は布で水気を拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾かしてから収納しましょう。
  • 湿気を避ける
    金属道具は湿気が多い場所だとすぐにサビが発生します。湿気の多い押し入れや、直射日光が当たる場所は避けましょう。
    保管容器も、通気性のあるものを使うのがベストです。

保管環境のポイント

  1. 除湿剤を活用
    上記の通り湿気は大敵なので、保管場所には除湿剤を置いて、湿度を調整しましょう。
  2. 直射日光や高温はNG
    高温だと金属が変形したり、コーティングが劣化することも。日陰の涼しい場所が理想です。
  3. 道具を重ねない
    金属同士を直接重ねると傷がつく原因になるので、間に布やタオルを挟むなどして保護しましょう。

道具別の保管方法

  • ステンレス製品
    比較的サビに強いけど、使用後の汚れを放置すると劣化の原因になります。
    特に縁や隙間を重点的にチェック!
  • 鉄製品(ダッチオーブン、スキレットなど)
    シーズニングをしておけば、サビを防ぎながら使いやすさもアップ!
    長期保管前に軽く油を塗っておくのも効果的。
  • アルミ製品
    傷がつくと劣化が進むから、丁寧に扱いましょう。
    強力な洗剤は避けて中性洗剤を使用しましょう。
  • 刃物(ナイフ、斧など)
    刃先を保護するため、刃に油を薄く塗って、シース(鞘)に入れて保管するとGOOD

まとめ ~キャンプ用品を長期保管するときの3つの心得~

今回の記事で伝えたいことを「3つの心得」としてまとめました。

もわ犬
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覚えてからページを閉じるよーに!!!

心得その1 完全に乾燥させること

湿気はカビやサビの最大の原因。
テント、タープ、金属製品、木製ギアなど、どんな素材でもなるべく早く完全に乾燥させる!

心得その2 保管環境に気を配ること

湿度や温度、直射日光など、保管環境が適当だと道具の寿命を縮める!

心得その3 定期的に点検すること

長期間放置していると、知らないうちにカビやサビが進行する可能性がある。
たまには保管している道具をチェックし、不具合があれば早めに対応を!


という事で、今回の記事ではオフシーズンのキャンプ道具の保管方法について紹介しました。

キャンプ道具は、ただ倉庫にしまい込んで冬眠させてはいけません!
使わない時期もちゃんと面倒を見るのがキャンプ愛好家としてのあるべき姿です!
今回の記事を参考に、しっかり実践していきましょう!

ではまた次の記事で

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