「キャンプを始めたい!」となったなら、まず道具(ギア)を揃えなければなりません。
テントにタープ、テーブル、クーラーボックス、チェア、人数分のマットにシュラフ・・・

いや金足りないって!!!
そう、キャンプは必要な道具が多く、お金がかかるアクティビティです。
しかも道具の値段もピンキリで、お金をかけたらキリがありません。
確かに、キャンプ道具を揃えるのには費用がかかりますが、ポイントを押さえれば予算内で十分に楽しむことができます。
特に初めてのキャンプでは、長く使っていくことを想定して、何の道具にお金をかけるかが重要です。
この記事では、節約キャンプでも妥協しないために、お金をかけるべき物を具体的に紹介します。

節約キャンプの基本を押さえよう
限られた予算内でキャンプを成功させるために、効果的なテクニックをいくつかご紹介します。無理せず楽しくキャンプを楽しみながら、出費を抑えるポイントを押さえておきましょう

コスパ良くキャンプを楽しむための方法を紹介するよ!
食材は自宅で準備して持参!
キャンプ場近くで食材を入手しようとすると、価格が高めで思わぬ出費になる場合も。
事前に食材を自宅で準備し、冷凍して持っていくとクーラーボックスの保冷効果も高まり、一石二鳥です。
アウトドア料理にこだわらなければ、インスタントラーメンやおにぎりでも十分です。折角のキャンプだからと、いつもより良いものを食べる必要はありません。
100円ショップや中古ショップを活用する
アウトドアブランドのギアにこだわらなくても、100円ショップやホームセンターで十分使えるアイテムが揃います。ダイソーやセリアはキャンプグッズに力を入れているのでかなりの種類がありますし、ワークマン等でもお手頃価格でキャンプグッズを揃えることができます。
また、オークションサイトやフリマアプリで中古のキャンプ道具を購入するのも良いでしょう。タイミングによっては、新品同様の品が半額以下で購入できるかも!?
品質はそれなりですが、ブランド品は値段が数倍以上するので、ぜひ活用していきましょう。

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2,500円になりまーす♡

ブランドの新品は高すぎる・・・
安いキャンプ場やフリーサイトを予約する
設備が整ったキャンプ場は宿泊費が高めですが、無料のキャンプ場や自治体運営の場所を選べば、費用を大幅に節約できます。特にオフシーズンの割引キャンペーンも見逃せません。
キャンプ場の中でも区画によって料金が変動しますが、フリーサイトは比較的値段が低めに設定されているのでおススメです。「フリーサイトは良い場所が取れるか不安」と思うかもしれませんが、大抵の場合は区画サイトより広々使えてしまいますし、サービスに違いもない場合が大抵なので、安心して良いと思います。

節約キャンパーの心構えとして、
早めチェックインしてフリーサイトの良い場所を取るのだ!
また、金曜・土曜は料金が高めに設定されている事が多いので、可能なら安い日に予定を調整しましょう。
家にあるものを再利用
新しくギアを買う前に、家の中を見回してみましょう。懐中電灯や保存容器など、キャンプ用品として代用できるものがたくさんあるかもしれません。
- 調理器具
- 食器
- 懐中電灯
- スーツケース(コンテナ代わり)
- 発泡スチロールの箱(クーラーボックス代わり)
- ブルーシート(タープやグランドシート代わり)
ちょっとした工夫で、無駄な出費を避けられます。
メンテナンスをしっかり行う
節約キャンプを実現するために、ギアのメンテナンスは非常に重要です。適切なメンテナンスを行うことで、ギアの寿命を延ばし、結果的にコストを抑えることができます。
高品質なギアは一度購入すれば長く使えるものが多いですが、メンテナンス不足による劣化は寿命を大幅に縮めますし、性能が低下することで、快適性や安全性を損ないます。
適切に手入れすることで、買い替えの頻度を減らせます。また、安全性や快適性も向上します。
- 清掃: キャンプ後は泥や汚れを落とし、乾燥させてから収納
- 収納: 湿気の少ない場所で保管し、特にカビや錆に注意
- 点検: 使用前にギアの破損や劣化をチェック
ギアメンテナンスの重要性については、以下の記事にまとめています。
現地調達する
キャンプ初心者には難しいかもしれませんが、現地調達できるもので代用できれば、出費は0です。
- 薪を事前に買うのではなく、薪拾いが許可されている場所を利用する
- 木の枝をポールやペグとして活用する
- 釣りで食材をゲットする
- 備え付けのカマドで調理する
ブッシュクラフトっぽくなるので、より楽しく感じる人も多いかもしれませんね!

長く使えるキャンプ道具選びのポイント
節約キャンプの基本を紹介しましたが、ホームセンターや100均では長く使える、耐久性が高いものが少ないというのも事実です。安物で揃えたばっかりに、壊れてしまい結局買いなおす事になると、最終的な出費が増えてしまします。
節約キャンプでは、最初からコストパフォーマンスの高い道具を選ぶことが重要です。

1. 耐久性を重視する
キャンプ道具を選ぶ際には、耐久性を最優先に考えることが大切です。テントやスリーピングバッグ、キャンプマットなどは、長く使えるものを選ぶことで、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
耐久性の高い素材を使用した製品を選ぶことで、長期間にわたって快適なキャンプを楽しむことができます。
2. 実用性と機能性を重視する
道具の実用性や機能性も重要なポイントです。例えば、調理器具は軽量で持ち運びやすく、使いやすいものを選びましょう。ランタンやヘッドランプは、明るさとバッテリー寿命が長いものを選ぶと便利です。
機能性が高い道具を選ぶことで、キャンプ中のストレスを大幅に減らすことができます。
3. サイズと重量のバランスを考慮する
キャンプ道具は、サイズと重量のバランスも重要な要素です。バックパックキャンプやソロキャンプの場合、コンパクトで軽量な道具を選ぶことが求められます。
必要最低限の機能を持ちながらも、持ち運びやすいサイズの道具を選ぶことで、快適なキャンプを実現できます。

これらを意識して少数精鋭の道具たちを揃えていこう!
お金をかけるべきキャンプ道具5選
ここまでのまとめとして、お金をかけても後悔が少ない&コストパフォーマンスが高いギアを5つに厳選しました。
どの道具を揃えれば良いのか、どこにお金をかけるべきなのかを理解することで、無駄な出費を防ぐことができます。

安物買いの銭失いにならないように、お金をかけるべきところを見極めよう!
テント
テントはキャンプの中核となるアイテムです。耐久性が高く、風や雨をしっかり防ぐ防水性のあるものを選ぶと、悪天候でも安心です。 良質なテントは設営も簡単で長く使えます。
- 耐水圧1500mm以上
- 使用する人数の+1の定員数
- 3シーズン対応(春夏秋)
- 軽量で設営が簡単
キャンプ初心者には、設営が簡単なワンタッチタイプやドーム型テントがおすすめです。
20,000円〜50,000円
寝袋
快適な睡眠を確保するため、寝袋の品質が重要です。 寝袋の性能が、そのキャンプの出来を左右するといっても過言ではないです。
安い寝袋だと保温性能が劣る場合があるので、信頼できるブランドのものを選ぶのが安心です。

テントの夜は思ったより寒いので、暖かめを買うのが良し!
- 適性温度(コンフォート温度)が0~10℃の3シーズン対応
- コンパクト収納可能で持ち運びが便利
- 化繊やダウン素材で耐久性がある
10,000円〜20,000円
マットレスやエアマット
寝る時に体の下に敷くマットレスやエアマットは、安いものだとクッション性が足りず、睡眠の質が落ちてしまいます。また、暑い時期は地面からの熱、寒い時期は地面からの冷気を遮断してくれます。
- エアマットやセルフインフレータブルタイプで断熱性が高い
- R値3~4程度でオールシーズン使用可能
- 軽量かつ耐久性あり
5,000円〜15,000円
因みに、コットで代用するのもありです!
設営の手間はかかりますが、地面から浮いているので、暑い時期はマットよりも快適に過ごせます。
ランタン
キャンプサイトの夜を安全かつ快適に過ごすために、複数個のランタンは必要です。 家の懐中電灯でも代用できますが、できれば周囲を満遍なく照らせるランタンがあると良いでしょう。
安価なランタンは光が弱い、防水性能が無い、すぐに壊れるといった問題があります。夜に使えなくなる可能性があるという事は、安全面でのリスクも高いです。
- LED式で燃料の準備が不要
- USB充電式や電池式で扱いやすい
- 防水性能を備える
5,000円〜10,000円
チェア
安いチェアは構造が脆く、長時間座ると疲れやすい形状のものが多いです。チェアはリラックスできる空間作りに欠かせないので、できれば試しに座って、感触を確かめてから購入しましょう。
- 軽量でコンパクト収納が可能
- 背もたれがしっかりしていて長時間座っても疲れにくい
- 耐荷重が高いもの
5,000円〜10,000円
これら5つのアイテムは、初心者でもしっかりとしたものを選ぶべき道具です。
最初にお金をかけて購入しても、長く使えるものが多く、結果的に節約につながりもあります。

まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。
- 節約キャンプの基本
- 長く使える道具選びのポイント
- お金をかけるべきキャンプ道具5選
最初は道具を揃えていくのが大変ですが、無駄な出費を抑えつつ、相棒となるギアを見つけていきましょう!
以下の記事では、節約キャンプに使えそうな内容を記載していますので、こちらの記事も併せて読んでみてください。
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