相性抜群!釣りでキャンプを「倍」楽しもう

アクティビティ

みなさんは川や海の近くで行うキャンプは好きですか?
大自然の中で水の音や景色を楽しみながらリラックスできるのは、本当に気持ちが良いですよね。

今日はキャンプに「釣り」をプラスして、もーっと素敵な時間を過ごす方法をお伝えします。
釣りができるようになれば、いつものキャンプに楽しみが増え、「倍」キャンプを楽しめます!
それでは、一緒にキャンプをもっと楽しくしましょう!

キャンプと釣りの相性

釣りとキャンプは非常に相性が良いアウトドアアクティビティです。
その理由を以下に具体的に説明します。

自然を満喫してストレス解消

釣りもキャンプも自然の中で行うアクティビティであり、自然を満喫できる点で似ています。
釣りで静かな時間を楽しんだ後、キャンプ場でのんびりと過ごすことで、日常の疲れを癒すことができます。

家族の絆を深め、子供を成長させる

釣りもキャンプも家族全員が参加できるため、子供たちに自然の楽しさを教えながら、共同作業を通じて家族の絆が深まります。
子供の成長を促す点でも相性がいいです。釣りでは忍耐力や集中力と、魚の生態や水環境への理解が深まります。キャンプでは生活スキルやチームワークが育まれます。

スケジュールの自由度が高い

キャンプと釣りはスケジュールの自由度が高く、気分や天候に合わせて柔軟にプランを変更できます。例えば、午前中は釣りを楽しみ、午後はハイキングやボート遊びをする、といった具合に、様々なアクティビティを組み合わせることができます。

食料を調達できる

釣りで釣った新鮮な魚をその場で調理して食べることは、キャンプの醍醐味の一つです。自分たちで釣った魚をキャンプファイヤーで焼いたり、バーベキューグリルで調理したりすることで、食事がさらに美味しくなります。
食材を買って現地に持ち込む数が少なくなるとともに、子供たちに食べ物の大切さを教え、自然の恵みを実感させる良い機会になります。

経済的なメリット

高価なリゾート旅行よりも、釣りとキャンプは比較的低コストで楽しめます。
道具は長く使えるため、一度揃えると繰り返し利用でき、費用を抑えつつ充実した時間を過ごせます。
普段遠くて行けない釣り場でも、キャンプを兼ねれば低コストで行くことができます。

もわ犬
もわ犬

釣りとキャンプは似ているところが多くて相性抜群!

釣りの準備と道具

釣りの基本的な道具一覧を以下にまとめました。初心者が釣りを始める際に必要なアイテムを中心にしています。
特に初めての場合は、シンプルなセットで十分です。釣具店やオンラインショップでセットで販売されている初心者向けのものを選ぶと手軽です。

基本的な釣り道具

ロッド(釣竿)
釣りの種類や釣り場に応じて適切な長さや強度のものを選びます。初心者には扱いやすい2.1m〜3m程度のものが良いです。

リール
スピニングリールが使いやすく、初心者向けです。2000番〜3000番のリールがおすすめです。

ライン(釣り糸)
ナイロンラインやPEラインが一般的です。初心者には取り扱いが容易なナイロンライン(2号〜3号)が適しています。

仕掛け
サビキ仕掛け、ウキ仕掛け、底釣り仕掛けなど、釣る魚や釣り方に応じて選びます。仕掛けセットとして売られています。

エサ
アミエビ、ミミズ、ゴカイ、パン、練りエサなど。釣り場や狙う魚に合わせて用意します。
保存がきくものを選ぶと便利です。

ウキ
浮き釣りには必要です。見やすい色のウキを選びます。
初心者には浮力の調整が簡単なスライダーウキがおすすめです。

おもり
使用する仕掛けによっては必要となります。仕掛けを沈めるために使用します。

補助道具

フィッシュグリップ
釣った魚を掴むための道具です。手を保護するためにも便利です。

バケツ
釣った魚を一時的に保管するための容器です。その他、手洗い等にも使用します。
折りたたみ式やコンパクトに収納できるタイプが便利です。水をくみ取りやすいハンドル付きが良いでしょう。

ライフジャケット
安全のために必ず着用しましょう。特に子供や初心者は必須です。
釣具を収納できるものはフィッシングベストと言い、ライフジャケットの性能を兼ねている物もあります。

釣り用バッグやクーラーボックス
釣具やエサを収納するためのバッグ、釣った魚を新鮮に保つためのクーラーボックスが便利です。

帽子・サングラス
日差しを防ぐために必要です。長時間の釣りでは特に重要です。

もわ犬
もわ犬

偏光サングラスは、水面の反射を除去できるので、魚の動き・位置や障害物の確認が簡単になりますよ!

ハサミやカッター
釣り糸を切るために使用します。錆びにくいステンレス製が良いでしょう。

これらの基本的な道具を揃えれば、釣りを始める準備は整います。最初はシンプルな道具で始めて、経験を積むにつれて必要なアイテムを追加していくと良いでしょう。

釣りの上達方法

釣りは奥が深く、上達するためには知識と経験が必要となります。
ここでは、初心者が知っておくべき基本的な知識や、おすすめの釣り方をご紹介します

基本知識

釣りを始めるにあたり、まずは基本的な知識を身につけましょう。釣り場や釣れる魚の種類、必要な釣り具などを調べることから始めます。

釣り初心者でも成功するための秘訣は、以下のポイントに注意することです。

  • 正しい道具・仕掛けを選ぶ
    初心者向けの釣り道具・仕掛けを選ぶことで、扱いやすさが格段に向上します。
  • 適切な場所を選ぶ
    魚が多く釣れやすい場所を選びましょう。初心者には管理釣り場や人気の釣りスポットがおすすめです。
  • 時間帯を工夫する
    魚が活発に活動する早朝や夕方を狙って釣りをすると、釣果が期待できます。
  • 道具の扱い方を押さえる
    竿の持ち方やキャスティング、リールの使い方など、YouTube等を活用して学びましょう。

簡単な釣り方で練習しよう

釣り初心者でも、比較的簡単に釣果を得られる釣り方を紹介します。
基本的な道具があればできるので、最初はこれらの釣り方から慣れていくのが良いでしょう。

もちろんです。それぞれの釣り方法について、以下に解説します。

サビキ釣り

概要: サビキ釣りは、複数の小さな針がついた仕掛け(サビキ仕掛け)を使用する釣り方です。主にアジやイワシなどの小魚を対象としています。

シマノのHPより引用

仕掛けと方法:

  • サビキ仕掛け: 仕掛けには、複数の小さな針が一列に並んでおり、針には疑似餌がついています。針の下にはオモリやカゴがついており、ここに撒き餌(寄せ餌)を入れます。
  • 撒き餌: 魚を寄せるための餌です。通常、アミエビなどの細かい餌を使用します。
  • 釣り方: 仕掛けを海中に落とし、撒き餌が魚を引き寄せると、魚が疑似餌に食いつきます。竿を軽くしゃくって仕掛けを動かし、魚を誘い出すことがポイントです。

ウキ釣り

概要: ウキ釣りは、浮き(ウキ)を使用して魚のあたりを視覚的に捉える釣り方です。多くの魚種に対応できる汎用的な釣り方です。

シマノのHPより引用

仕掛けと方法:

  • ウキ: 浮きは仕掛けの一部で、水面に浮かんでいるため、魚が餌に食いついた時の動きを視覚的に確認できます。
  • 仕掛け: 竿、リール、糸、ウキ、オモリ、ハリ、餌などが必要です。
  • 釣り方: 仕掛けを投げ入れ、ウキが水面に浮かぶように調整します。魚が餌に食いつくとウキが動くため、その動きを見て竿をあげて魚を釣ります。ウキの動きに敏感になることがポイントです。

ブラクリ釣り

概要: ブラクリ釣りは、ブラクリという仕掛けを使用して、根魚(カサゴ、メバルなど)を狙う釣り方です。主に岩場や防波堤周りで行われます。

HondaのHPより引用

仕掛けと方法:

  • ブラクリ仕掛け: ブラクリは、重りと針が一体化した仕掛けで、針に餌をつけます。重りの形状が特有で、根掛かりしにくい設計になっています。
  • : 生き餌(小魚、イソメなど)や冷凍餌を使用します。
  • 釣り方: 仕掛けを岩場や防波堤の際に落とし、ブラクリが底に着いたら、軽く上下に動かして魚を誘います。根魚は底にいることが多いため、底を中心に探ります。

ちょい投げ釣り

概要: ちょい投げ釣りは、その名の通り、短い距離に仕掛けを投げ入れる釣り方です。手軽にできるため、初心者にも人気があります。主に砂浜や防波堤で行われ、キスやカレイ、ハゼなどがターゲットです。

シマノのHPより引用

仕掛けと方法:

  • 仕掛け: シンプルな仕掛けで、竿、リール、糸、オモリ、ハリ、餌が基本です。投げ釣り用の竿を使用することが多いですが、短めの竿でも問題ありません。
  • : ゴカイ、アオイソメなどの生き餌や、練り餌を使用します。
  • 釣り方: 仕掛けを少し投げ入れて、底に着いたら竿を少しずつ動かして魚を誘います。竿先にアタリが出たら、タイミングを見て竿をあげて魚を釣り上げます。

それぞれの釣り方は、釣れる魚種や場所に応じて使い分けると効果的です。初心者でも楽しめるシンプルな方法から、少し技術が必要な方法まで、多様な釣り方が存在しますので、自分に合った方法を見つけて楽しんでください。

現場での実践を大切に

知識を得たら、実際に釣り場に出かけましょう。
初めは簡単な釣り場で経験を積むことが重要です。例えば、防波堤や湖の岸辺などで練習しましょう。
最初は早朝や夕方の魚が活発になる時間帯を狙うと釣りやすいです。

釣りスポットと季節

キャンプと一緒に楽しめるおすすめの釣りスポット

山間の川や湖畔のキャンプ場などは、川や湖畔の近くまで道が整備されており、釣り場まで安全かつスムーズに移動することができます。キャンプ場によっては釣り道具の販売・貸し出しを行っているので、気軽に釣りを楽しむことができます。
管理釣り場が近くにあるキャンプ場もおすすめです。管理釣り場は、魚が豊富に放流されているため、初心者や子供でも簡単に釣りを楽しむことができます。

釣りに最適な季節

釣りに最適な季節は、魚の種類や地域によって異なります。以下のリストで季節ごとの特徴を説明します。


  • 春は多くの魚が産卵期を迎え、活発に餌を求めるため釣りやすい季節です。
    特に淡水魚が活発です。例えば、ブラックバスやブルーギルはこの時期に活発に動きます。川や湖では、ニジマスやヤマメなどもよく釣れます。
    暖かくなり始めるこの季節は、長時間の釣りにも適しています。

  • 夏は早朝や夕方に釣りをするのがおすすめです。日中は暑いため、涼しい時間帯に釣りを楽しみましょう。
    水分補給を忘れずに、熱中症対策もしっかりと行いましょう。
    ちなみに釣り用語で日の出の前後を「朝マズメ」、日の入りの前後を「夕(ゆう)マズメ」といい、魚が釣れやすくなる時間帯とされています。

  • 秋は魚が冬に備えて食欲旺盛になるため釣りやすい季節です。
    川や湖での釣りが特に良いです。アユやコイ、ニジマスなどが狙い目です。
    紅葉が美しい季節でもあり、釣りと自然観賞の両方を楽しむことができます。
    また、風が穏やかで涼しい日が多いため、長時間の釣りも快適です。

  • 冬は釣りに挑戦するには厳しい季節ですが、暖かい地域や温暖な日を選べば楽しむことができます。
    冬でも釣れる魚としては、カレイやハゼ、タチウオなどがあります。
    アイスフィッシング(氷上釣り)も人気のアクティビティで、ワカサギなどが釣れます。
    寒さ対策を万全にして、冬ならではの釣りを楽しんでください。

季節ごとの特徴を理解して、その時期に最適な釣りを楽しむことが大切です。釣りの計画を立てる際には、季節に応じた釣り方や釣り場を選び、安全に楽しみましょう。

釣りの安全対策とトラブル対処法

安全に釣りを楽しむためのポイント

釣りを安全に楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
特に子供や初心者は、予期せぬ事故に備えて必ずライフジャケットを着用すること。
釣り場では常に周囲の状況に注意を払い、滑りやすい岩場や急流には近づかないようにしましょう。
釣り針やエサの取り扱いにも十分な注意が必要です。
天候の変化に注意を払い、悪天候が予想される場合は速やかに撤収することを心がけましょう。

釣りの失敗談やトラブル対策

釣りにはさまざまなトラブルがつきものです。以下のリストで一般的な失敗談とその対策を紹介します。

  • ラインが絡まる
    キャストミスや風などでラインが絡まる原因となります。
    焦らずにラインを少しずつ引き出し、絡まりをほどくことが重要です。
    最悪の場合は切ることになるので、予備の針やエサを用意しておきましょう。
  • 針が体に刺さる
    不注意なキャストや魚の暴れによってフックが体に刺さることがあります。
    刺さった場合は無理に引き抜かず、病院で適切な処置を受けることが推奨されます。
    特にキャスト時には、周囲の安全を確認してからキャストするようにしましょう。
  • 釣り針が外れて逃げられる
    かかったと思っても魚が逃げることがあります。
    魚が餌を食べたと感じたら、竿を素早く上に引き上げ、針を魚の口にしっかりと刺しましょう。
    その後はリールを巻いてテンションを加えましょう。
    テンションが緩むと、魚が逃げてしまう可能性があるため、一定の力で引き続けることが重要です。
  • 道具の破損
    釣り竿やリールが、過度な使用や不適切な取り扱いが原因で故障することがあります。
    釣行後にはメンテナンスを行い、故障を未然に防ぐことが重要です。予備のリールやロッドを持参すればトラブル時にも対処できます。

釣った魚を使ったレシピ

釣った魚をその場で調理することは、釣りの醍醐味の一つです。
キャンプで釣った魚を美味しく調理するための、シンプルかつ人気レシピを3つ紹介します。

焚き火を使った焼き魚

材料:

  • 新鮮な魚(1匹)
  • レモン(お好みで)
  • ハーブ(お好みで、例えばタイムやローズマリー)

手順:

  1. 魚の鱗を取り、内臓を除去します。
  2. 魚全体に塩を振りかけ、下味をつけます。
  3. 魚の腹にレモンスライスとハーブを詰めます。
  4. 焚き火で網を使って、魚を両面がこんがり焼けるまで焼きます(片面約10〜15分)。

バターソテー

材料:

  • 新鮮な魚(1匹)
  • コショウ
  • バター(大さじ2)
  • ニンニク(1片、みじん切り)
  • レモン汁(お好みで)

手順:

  1. 魚の鱗を取り、内臓を除去します。
  2. 魚に塩とコショウで下味をつけます。
  3. フライパンを中火で熱し、バターを溶かします。
  4. ニンニクを加えて香りが立つまで炒めます。
  5. 魚をフライパンに入れ、両面がきつね色になるまで焼きます(片面約5〜7分)。
  6. 焼き上がりにレモン汁をかけて、さらに風味を引き立てます。

ホイル焼き

材料:

  • 新鮮な魚(1匹)
  • コショウ
  • 野菜(例えば、玉ねぎ、にんじん、ピーマンなど)
  • レモンスライス
  • オリーブオイル(大さじ1)

手順:

  1. 魚の鱗を取り、内臓を除去します。
  2. 魚に塩とコショウで下味をつけます。
  3. アルミホイルの上に魚を置き、その上に薄切りにした野菜とレモンスライスを乗せます。
  4. オリーブオイルを全体にかけ、アルミホイルで包みます。
  5. 包んだ魚を焚き火の中に入れ、約20〜25分蒸し焼きにします。

これらのレシピは、シンプルながらも新鮮な魚の美味しさを最大限に引き出すことができます。キャンプでのアウトドア料理を楽しんでください!

もわ犬
もわ犬

新鮮なうちに捌くことが重要!

記事のまとめ

今回の記事では、キャンプと相性抜群の釣りについて詳しく説明しました。

釣りは家族全員が楽しめる素晴らしいアクティビティです。釣りとキャンプを組み合わせれば、相乗効果でキャンプが倍楽しくなること間違いなし!
この記事を参考に、楽しく安全に釣りを始めてみてください。

釣り以外にも、キャンプと相性のいい記事は以下にまとめているので、参考にしてください。

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