キャンプは、家族で楽しむアウトドアの代表的なアクティビティですが、「釣り」と相性が良いことはご存じですか?
行ったことない地でキャンプして、普段はできない抜群のロケーションで釣りをして、釣った魚を子供と観察して、夜はワイルドに調理して食べる・・・なんて最高ですね!
釣りキャンプは最高に楽しいぜ!!
今回は筆者が「キャンプでやる釣りは何が良いか?」を調査し、アジングロッドを買うに至った理由を記事にしてみました。
具体的なキャンプと釣りの相性の良さについて
キャンプと釣りは、自然との触れ合いを大切にするアクティビティという点で相性が抜群です。
キャンプ場の近くには川や湖、海があることが多く、早朝や夕方の静かな時間帯に釣りを楽しむことができます。
キャンプであれば普段は遠方で行き難い場所へ釣行でき、釣った魚をその場で調理して食べるのも楽しいですね!
キャンプと釣りの相性の良さについては別の記事にもまとめていますので、ご覧ください。
釣りにおけるロッド選びの重要性
釣りの成功に大きく影響を与えるのが、ロッド(釣竿)選びです。
釣りには、さまざまな種類のロッド(釣竿)が存在します。
例えば、海釣り用、川釣り用、そしてターゲットとする魚の種類によってもロッドの特性が異なります。
この多様な選択肢は、釣りの楽しさを広げる一方で、最初の1本を選ぶ際には少し混乱を招くかもしれません。
ロッドは大きく分けて「長さ」「硬さ」「重さ」「適用する釣りの種類」によって分類されます。
例えば、堤防でのアジ釣りに特化したアジングロッド、川でのトラウト(マス類)を狙うトラウトロッド、リールを使用しないシンプルなのべ竿など、釣りのスタイルやターゲットに合わせて設計されています。
それぞれのロッドが、特定の釣りのニーズに応じた特性を持っているため、目的に合ったロッドを選ぶことで、釣りが一層楽しめます。
まずは自分がどんな場所で、どんな魚を釣りたいかを明確にすることで、選ぶべきロッドのタイプが自然と絞られてきます。
キャンプでの釣りに適した釣り竿とは何か
キャンプでの釣りを考えているのであれば、取り扱いが簡単で、さまざまな場所で使える汎用性の高いロッドを選ぶのがおすすめです。
「対象を絞らず、色々な釣り方にチャレンジしたい!」という釣り初心者の方には、一般的には「バスロッド」や「エギングロッド」がその汎用性の高さから推奨されます。
しかし、キャンプ中に釣りを楽しみたいという方に対しては、「アジングロッド」をおススメします。
アジングロッドとは
アジングロッドは、アジ等の小さな魚~中型の魚を主なターゲットとして、ソフトルアーによる釣りを主目的とした、アジングという釣りを行うのに特価したロッドです。
軽量で感度が高く、大型の魚や重い魚を釣るのには向きませんが、感度が高いゆえにアジ等がルアーに食いついた瞬間の「アタリ」も十分大きく、小型魚でもスリリングなやり取りができるところが非常に楽しいです。
アジングロッドを選ぶべき理由
1. アジがおいしい
アジはその名前の由来が「味がいいから」というように、非常においしい魚です。
しかも日本全国で広く生息しており、季節を問わず釣ることができます。
釣った魚はキャンプで焼いて食べたいので、美味しくいただけるアジにターゲットを絞りました。
また、アジは小骨が少なく、子どもにも食べやすい魚です。
自分で釣ったアジをキャンプ場で料理し、その新鮮な味を楽しむことができるのは最高!
焚火で塩焼きして食ってやるのさ!
2. 必要な道具がコンパクト
アジングロッドは、コンパクトに収納できるモデルが多く、キャンプギアと一緒に持ち運びやすいです。
アジングでは軽量なロッドとリール、そしていくつかのジグヘッド(ルアー)さえあれば、すぐに釣りを楽しむことができます。荷物が増えすぎる心配もなく、キャンプと釣りを気軽に両立させることが可能です。
3. 釣果が期待できる
釣りは潮の満ち引き、時間帯、天候、水温、場所等の条件により、釣れる魚が変化します。
タイミングによっては、数時間ルアーを投げ続けても釣果なし(ボウズ)という事もあり得ます。
その点、流れの穏やかな港内には、条件によらずアジ等のサイズの魚が常に寄り付いています。
小さな魚~中型の魚を主なターゲットとするアジングロッドでは、他の竿と比較して釣果が期待できるでしょう。
そもそもアジングロッドが得意とするソフトルアーでの釣りは、魚に食わせる力が非常に高いです。
「とにかく釣れる」という事は、キャンプを盛り上げるうえで非常に重要です。
風が強いときは苦手だけど、せっかくなら釣果を出して楽しみたいよね!
4. 高コスパ
アジングロッドは、比較的手頃な価格帯で購入できることが多く、その価格に対して性能や汎用性が非常に高いです。
ルアーでアジを釣る場合はエサ代がかからず、経済的なことも魅力です。エサの準備や管理が不要なため、生餌が苦手な人も安心です。
5. 様々な魚種に対応
この記事を読んでいる方の中には「特定のターゲットに絞らず、色々な魚種を釣りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
アジングロッドはその名の通り、アジを釣るために最適化されていますが、その繊細な感度と軽量設計は、小型の魚から中型の魚まで幅広く対応できます。
例えば、メバルやカサゴ、ハゼといった海の小物釣りにも使用できるため、釣り場やターゲット魚種を限定せずに楽しむことができます。
さらに、淡水では、バスやトラウトなどの釣りにも適しており、一本で多様な釣りスタイルをカバーできる点が大きなメリットです。
初心者におススメのアジングロッド
アジングロッドを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが大切です。
おすすめ商品3選
ダイワ 月下美人 アジング 68L-S
- 長さ: 2.03m
- キャスティングウェイト: 0.5-10g
- 重さ: 約72g
- 価格: ¥9,800
- このロッドは軽量で高感度、初心者でも扱いやすく、アジングに最適です。また、ダイワの信頼性の高いブランドで、耐久性も兼ね備えています。
シマノ ソアレBB AJING S76UL-S
- 長さ: 2.13m
- キャスティングウェイト: 0.6-8g
- 重さ: 約77g
- 価格: ¥9,500
- 扱いやすい設計で、特に軽量ルアーの操作性が優れています。シマノの精密な設計により、初心者でも快適に釣りが楽しめます。
メジャークラフト クロステージ CRX-S732AJI
- 長さ: 2.21m
- キャスティングウェイト: 0.4-8g
- 重さ: 約85g
- 価格: ¥8,800
- 高感度と耐久性を兼ね備えたモデルで、コストパフォーマンスが非常に高く、初心者にもおすすめです。
ちなみに僕は「ダイワ 月下美人 アジング 68L-S」を購入しました!
他に買うべきアイテム
アジングロッドを購入した前提で、他にも必要なアイテムをまとめました。
【番外】初心者には「のべ竿」もおススメ!
アジングロッドの他にも、釣り初心者には「のべ竿」をおすすめします!
「のべ竿」とは、リールを使用しないシンプルな構造の釣り竿です。
竿の先端に仕掛けを直接つけて使用し、魚を引き上げる際には竿のしなりや長さを利用します。
リールが付いていないため、糸を巻いたり出したりする操作が不要で、手軽に扱えるのが特徴です。
1. シンプルな構造で使いやすい
のべ竿はリールがないシンプルな釣り竿です。
リールの扱いに慣れていない初心者でも仕掛けをつけて竿を振るだけなので、複雑な操作が不要です。
2. 軽量で取り回しが楽
のべ竿は軽く、特に子どもや女性でも扱いやすいです。コンパクトに収納できるので、キャンプ用品と一緒にしても嵩張らないのもポイント。
近場の小川や池、堤防での小物釣りにも最適です。
3. 仕掛けがシンプルで準備が早い
のべ竿では、仕掛けや餌もシンプルなものが多く、準備に時間がかかりません。釣りを始めたばかりで道具の選び方に不安がある方でも、必要なアイテムが少ないので負担が軽減されます。
4. 魚の引きを直に楽しめる
のべ竿は、魚がかかった時にその引きを直に感じられるのが特徴です。リールを使わない分、魚とのやりとりをダイレクトに楽しむことができ、釣りの醍醐味を存分に味わえます。
5. コストパフォーマンスが高い
リールが必要ない分、初期費用が抑えられるのも魅力です。予算に合わせてのべ竿を購入すれば、コストパフォーマンスが高く、手軽に釣りを始められます。
まとめ
キャンプと釣りを組み合わせることで、家族で楽しむアウトドア体験がさらに充実します。
その中でも、アジングロッドは初心者に最適なアイテムと思ってます。
アジングロッドは軽量で扱いやすく、アジをはじめとしたさまざまな魚を釣ることができ、コストパフォーマンスにも優れています。
家族全員で楽しめるアジングを、ぜひ今度のキャンプに取り入れてみてください!
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